南紀白浜
以前に仕事で通りかかったが、JRの駅には「日本三大温泉」と掲げられていた。が、日本人に温泉を連想させても、別府や草津は誰もが思い浮かべるが、南紀白浜なんてちょっと出てこない。ような気がする。今回訪れてみて分かりました。「古い記録がある温泉3つのうちの一つ」ってことです。日本書紀に、有馬、道後と南紀白浜が記述されているらしい。
日本最古たって、人類が生まれる前から温泉はあったはず。文献に記述された記録としては最も古いってことか。
#昨年秋に出た我が家の近所の「なぎさの湯」とは対極だな。
町営の温泉は露天で、なんと海に面してます。二つある浴槽のうち、海側の方は時々波の飛沫が飛んでくるが、それがなかなか良い。開放感満点。だし、泉質は弱い硫黄泉で温泉に浸かった気分が強く出る。これで300円は安い!
千畳敷。比較的水平な砂泥互層のうち、浸食に強い砂岩が平らな岩肌を見せている。
この地層一つ一つが、巨大地震1回に相当する。はず。
が、かならずバカものがいるんだよね。数千万年かけて出来た自然の造形に対してなんてことするんだ!馬鹿者!
三段壁。高さ40mもある断崖。足がすくむ。
と思ったら、自殺の名所らしい。どうせなら景色の良い場所の方が良い。夕日に向かって飛べ!