みなべ梅林
日本一の梅の産地なんだそうです。「一目百万、香り十里」がキャッチフレーズ。木の数もオーバーじゃなく百万あるんじゃないかと思える位、梅の木が多い。山の斜面はほとんどが梅だし、米作からの転作としても植えているから、平地も梅林が広がっている。梅林はかつては車でも入れららしいが、今は一般車通行止めで、入場料250円を払わねばならない。
風があったせいか、それともピークを過ぎたせいか、梅の香りは感じなかった。花に鼻を近づけると香りはするんですが......。昨年春に鹿児島の霧島で「あたり一面に桜の香りが漂っている公園」のような感じかなと思っていたので、ちょっと残念。でも、梅林の周辺の露店で買った梅の花は、翌朝、我が家にかすかに梅の香りを漂わせてくれました。
山は防風の植樹を除けばすべて梅。山だけじゃない、かつての田んぼも転作で梅林に。
白梅と紅梅
ピンクの梅に、しだれ梅
ただし、基本的には梅干しの原料となる梅を生産するための梅林ですから、梅はほとんどが薄ピンクの「南高梅」です。
梅の花とともに、杉も茶色く色づき盛んに花粉を飛ばしていました。
南部の下水道マンホールのフタ。梅とウグイス。
残念なことは田舎の観光地の例に漏れず、耳をふさぎたくなるような音楽が流されていたこと。梅林で静かに景色を眺め、運が良ければウグイスの鳴き声が聴けるかも...。なんてことはここじゃあり得ない。南部梅林音頭か何かしらんけど騒音をのべつまく無し流していた。二度と行くもんか。二度と行けないけど。
せっかくの梅林の中に廃車が転々と....。左のは愛のスカイライン。右のクレスタもあと20年たつとこうなる。
おまけ。梅林の端の家の庭ではエンドウが既に実をつけていた。のに、窓には「Merry
Chrismass!」