白石・蔵王
蔵王は山形が有名だけど、実は宮城県にある。こちらでの職責上、宮城県内にいなければならないのだが、蔵王までならば行ける。宮城県内だから。レンタカーで出かけた。天気が悪く気温が低いため、蔵王で1日過ごすのは困難。なので、麓の白石も散策。白石藩は戊辰戦争の時に賊軍とされて、北海道札幌郡に移封されたとのこと。あ!白石区のことか!
さらに、仙台若林区の津波被災地にも立ち寄りました。
白石城。伊達の家臣、片倉小十郎の居城。1994年の再建とのこと。NHK大河ドラマで真田をやっていて、白石ではやたら真田を宣伝していた。片倉小十郎は真田幸村の娘を保護し後に妻にしたとのことで、その縁を強調していた。が、GWの休日だというのに人はほとんどいない。
白石城から望む白石市街。新幹線が停車する街だし、市内には蔵がたくさんあるのだが......観光として売り出すには、あまりにも残念な状態で問題が多すぎる。川越などを一度見学すれば、どうすれば良いかは判ると思うのだが。
堀を兼ねていたであろう川と新緑が美しい
念願の蔵王、お釜。途中は雨が降ったりして天気が悪く、引き返そうと思ったのだが、雲を抜けると視程が開けていた。晴れていればお釜は鮮やかな黄緑に見えるはずなのだが.....曇りのために色は良くなかった。昔、訪れた霧島新燃岳の火口湖は鮮やかな黄緑でしたが。風も強くてすごく寒かったし。
以前に登った泉ヶ岳・北泉ヶ岳も雲海の中に見えました。雲海の右側が泉ヶ岳です。
途中の道は下の方は新緑が美しかった。写真では美しさを伝えられなくて残念。
上の方は一部で雪の回廊になってました。この道は冬季通行止めで、4月20日に開通したばかり。
車があると雪の高さが判る
当然、温泉に立ち寄り
早く帰って来たので、仙台市若林区の津波被災地に寄ってみた。墓場は墓石が散乱したまま。ごく一部は直され花が添えられているけど、全く手つかず、そのままのものが多かった。墓の子孫も全滅したのだろうか?
家の基礎だけが残る空き地の中に建つ荒浜小学校。このあたりは多数の方が亡くなったが、小学校に逃げ込んだ800名はヘリでつり上げられ助かった。