銀山温泉

 息子がこちらの大学院を受験するためにしばらく我が家に滞在。せっかくなので、家族全員で温泉にでかけた。と、言っても私は泊まりで出かけるのは少々面倒なので、日帰りで出かけた。
 ガイドブックをみたら、山形県の銀山温泉というところが素晴らしそう。夕方の街並みの写真をみたら本当にキレイ。だが、公衆浴場は夕方までやっているものの、ホテルは立ち寄り湯は13時まで。しょうがないから、午前中から出かけた。けれど、本当に小さな温泉なので夕方まで時間を潰すのが大変でした。


狭い渓谷沿いに大正時代の旅館が立ち並ぶ。


大正ロマンの旅館


どれもすごく古い、木造3ないし4階建て。


夕方の光景。店の中から写したのでガラスが反射しているけど、灯りはガス灯。


携帯のカメラじゃキレイには写せなかったけど、すごく雰囲気の良い小さな温泉街でした。


実は温泉に入ったのはこちらで、温泉街の手前にある新しい旅館なんですけど、新しいだけあって風呂が一番大きくてキレイなので。


温泉街のすぐ奥にはこんな滝もあった。


銀山温泉という名前の通りかつては銀山だった。室町時代から江戸中期まで採掘。熱水鉱床なので温泉も出た。銀が枯渇後は湯治場に転身したらしい。当時の坑道も見学できる。


一部は坑道の中を歩けます。と、言っても管理がギリギリなのか、一部崩れているけど。


ライトアップされた坑道


ノミで掘るのではなく、火で岩を炙って水冷破砕して採掘した。当時のススも残っている。


携帯じゃどうしてもキレイに写せないけど、当日は満月。本当に綺麗な光景でした。


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