夏油高原スキー場

夏油(げとう)高原スキー場なんて全く知らなかった。元部下が「ゲトウは良いですよ、ぜひ行きましょう!」としきりに言うけど、そもそも文字すら思いつかなかった。し、管外の岩手県。管外に出る手続きをとらねばならない。が、しきりに言うから、きちんと手続きして出かけてみた。

岩手県のスキー場と言えば、私には安比か雫石しか思いつかない。夏油なんて聞いたことがなかった。リフトの鉄柱の表示を見たら、平成5年にオープンした(私にとっては)新しいスキー場のようだ。基本的にはゴンドラ2本、クアッド1本が並行にかかっていて、奥行きはないけど幅がやたらある。ま、奥行きがないとは言ってもゴンドラなので1.8kmはあるので、十分ではあるのだけれど。加えてここのスキー場は、林間コース(最近はバックカントリーと言ってるようだが)もある。ヘルメットが必須だけれどコース外も滑れる。私はそんなことしませんけど。

斜度は中緩斜面が中心。奥行きがないとは言っても連続2km位の滑走は気持ちがよい。雪質も良くて、コースも幅広くて、かつ、ガラガラ。天候にも恵まれたので、滑りながらも楽しくてニヤニヤしながら滑っていた。

ただし、ここは豪雪地域で吹雪の日が多く、穏やかな日は希だとのこと。


基本的にはゴンドラ中心。奥行きはないけれど、私には十分。笑えるのは、ゲレンデ末端の幅が広いので「無料シャトル雪上車」で運んでくれること。


コースは広くて何よりもガラガラ。コースには誰もいない。


こちらの写真でも。ホント、人が少ないスキー場。当然にゴンドラ待ちなんてこともない。


稜線は蔵王のモンスターほどじゃないけれど、十分に見事な光景でした。これを見ただけでも十分に満足。


食堂はガラガラとは言わないけど、かなり空いている。


例によってカレー&ビール。カレーは900 円、ビールは生がなくて缶のみ、400円。平成5年に出来たスキー場なので、投資資本を回収できていないのだろうか?価格は高め。


なんとレストハウスと同じ建物に温泉がある。


700 円だけど、食堂で頂いた割引券で500円。雪の中の露天風呂や、片面ガラス窓の景色がよいサウナもあって、お得感いっぱい。


朝9時から滑り始めて1日券ひぼいっぱい。さすがにナイターはしませんでしたけどね。本当に楽しい一日でした。


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